認知症ケア技術!!ユマニチュードの4つの柱『触れる・立つ編』



こんにちは!!『言葉が伝わる人に対してでも、気持ちがうまく伝えることは難しいなぁ』と感じるキクマです!!

認知症ケア技術であるユマニチュードでは、ケアをするときは『見る』『話す』『触れる』『立つ』の4つの柱を用います。

今回は『4つの柱』の中でも、意識しないと実践の難しい『触れる』と『立つ』について分かりやすく説明します!!

 

『触れる』で気をつけるべき3つのこと

 

人に触れるとき、その手は相手にメッセージを伝えていることを意識していますか??

日常介護において、無意識に相手の体をつかんでしまうと強制された』『自由を奪われている』『罰を受けている』というようなネガティブなメッセージが伝わってしまいます。

 

自分が大切にされている』と感じてもらうために、次の3つのことに気をつけましょう!!

触れ方で気をつけるべき3つのこと

①つかまないこと

②下から支えること

③触れる面積をできるだけ広くすること

これら3つのことに注意して触れることで、触れた部分にかかる力を和らげることができ『大切にしていますよ』というメッセージを伝えることができます。

 

また、ある程度の重みをかけことも大切です。

かける重みは自分の腕の重さを相手に委ねる程度を目安に、広い面積でゆっくりと重みをかけていくことを心がけましょう。

適度な重みをかける事で『安心していいですよ』『私は一緒にいますよ』というメッセージを伝えることができます。

 

『立つ』で気をつけるべき3つのこと

 

寝たまま過ごすと一日に約1〜3%一週間で10〜15%3〜5週間で50%もの筋力が低下するという報告もあります。

そのため、今まで元気に過ごしてきた方でも肺炎などにより入院して、退院する際には歩けなくなっていたということは珍しくありません。

 

このような事態を避けるために出来ることはただ一つ

筋肉と骨をつかうこと

つまり、体を起こして過ごしたり、可能ならば立つということです。

体を起こす・立つということを意識して行うことで肺炎予防や骨粗鬆症予防にも繋がります。

 

『立つ』際は次の3つのことに気をつけましょう!!

フランスのユマニチュードを導入している施設の報告では、経験上1日20分以上立つ機会がある方は寝たきりになりづらいと言われています。

1度に20分立つ必要はありません。

歯磨きや着替え、髭剃り、トイレなどの日常生活内で、1日に20分以上立つ機会をつくりましょう。

 

しかし、立つということは転倒の危険があるということです。

特に認知症の方は、注意機能が低下しており、安全に見えても予期せぬ転び方をする場合があります。

寝たきりにならないように立っているのに、転倒をして怪我をしては本末転倒です。

立っている時間は可能な限り付き添って転倒を防ぐように心がけましょう

 

まとめ

今回は、ユマニチュードの4つの柱の『触れる』と『立つ』について説明させていただきました。

認知症の方の介護をする際は、今回の記事で紹介した方法を思い出して実践してみてください!!

 

少しでも大切な方と良い関係を築く手助けになれたら幸いです。

まとめ

◆『触れる』で気をつけるべき3つのこと
①つかまないこと
②下から支えること
③触れる面積をできるだけ広くすること

◆『立つ』で気をつけるべき3つのこと
①日常生活の中で立つ機会をつくりましょう
②1日20分以上立つことを目安にしましょう
③転倒しないよう、不安定な方には必ず付き添いましょう




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宮城県在住の理学療法士『キクマ』です! このブログでは『高齢者福祉に従事している方』『ご家族の介護をしている方』に向けて、理学療法士として学んだことや経験したことを分かりやすく発信しています。 このブログにより、大切な人の健康を支える手助けができたら幸いです。