「健康」になるには運動より前に「〜したい」が大切



こんにちは、「意欲向上委員会」会長補佐のキクマです!!

本日は「〜したい」の大切さについて、お話したいと思います。

運動を続けるには「根気」がいる!!


今日から筋トレをするぞ!今日からジョギングをするぞ!
と意気込んで始めたのにすぐにサボってしまい、そのままやらなくなってしまった。なんて経験はありませんか??

運動する事自体を楽しめる人は、こういう経験があまりないかもしれませんが、運動好きではない人にとっては「あるある」ですよね。

軽い運動だったとしても、長く続けるというのはなかなか難しいものです。

そこで、運動好きではない人におすすめしたいのは

「運動した先に待っている楽しみ(〜したい)」をつくる、ということです。


「楽しみ(〜したい)」は「運動する意欲」を高める


私が理学療法士として働き始めて3年目、ある60代男性のIさん(仮名)を担当しました。

Iさんは、脳卒中により半身麻痺を呈しており、歩く事はもう難しいだろうと医師からも言われていました。

リハビリに対してとても消極的だったIさんは、リハビリ以外の時間はほとんど病室でテレビを見ながら横になって過ごしていました。

私は、Iさんの病室に毎日足を運び「運動しましょう」と誘ったり「運動しないと寝たきりになってしまいますよ」と発破をかけたりしていました。

担当になって2ヶ月ほど経過したある日、衝撃的な話をして下さいました。

それは、脳卒中になって入院する直前に、奥さんを事故で亡くしたという話でした。

そして、奥さんと二人暮らしだった為、「誰も住んでないから、家の庭がどうなってるのか気になるんだ」と話して下さいました。

もちろん私は、すぐにリハビリの予定を調整し、Iさんと一緒に自宅を見に行きました。

Iさんの自宅の庭は、雑草が生い茂っていましたが、庭が好きで手入れをしていたんだろうなぁと一目で分かるような庭でした。

車椅子に座ったままIさんは、「庭の手入れがしたい」と話して下さいました。

その時、「奥さんと長年過ごしたこの家を守りたい」という、Iさんの心の声が聞こえた気がしました。

それからは、人が変わったように積極的にリハビリに取り組んで下さいました。
リハビリ室を利用される方が少なくなる時間になると、毎日必ずリハビリ室に来られて、平行棒(歩行用の横手すり)に掴まって30分〜1時間程、立位訓練を行なう等、とても努力されておりました。

そして、装具(足を固定する器具)をつけた状態で歩行する事が出来るようになり、入院から5ヶ月後に無事自宅へ帰る事が出来ました。


運動を始める前に「〜したい」を見つけよう


Iさんのような、劇的に回復する方を目の当たりにすると、病気の重さや年齢などの様々な個人差があるにしても、「〜したい」という気持ちが最も重要であると教えられます。

今回はリハビリを例に話をしましたが、「痩せたい」「腹筋を割りたい」「疲れない体をつくりたい」等、人によって様々な「〜したい」があると思います。

その「〜したい」という気持ちと向き合い、「〜したい」を高めて、今まで運動を続けられなかった方も、目的を持って楽しく運動を続けていきましょう!!

ご高齢の方に『笑い』を届けたい

2019年6月19日




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宮城県在住の理学療法士『キクマ』です! このブログでは『高齢者福祉に従事している方』『ご家族の介護をしている方』に向けて、理学療法士として学んだことや経験したことを分かりやすく発信しています。 このブログにより、大切な人の健康を支える手助けができたら幸いです。