高齢者の転倒は自宅が大半



こんにちは!『転倒する人を減らしたいんだの会』会長のキクマです!!

高齢者の転倒事故は半数以上が外出先ではなく、自宅内で起きている事をご存知ですか??

今回は、転倒しやすい場所はどこか?
自宅内での転倒事故を減らす為に、どのような部分に気をつけたら良いか?
という事を分かりやすく説明します!!


自宅内で転倒しやすい場所ベスト5


第一位:庭(36.5%)

第二位:居間・茶の間・リビング(20.5%)

第三位:玄関・ホール・ポーチ(17.4%)

第四位:階段(13.8%)

第五位:寝室(10.3%)


内閣府「平成22年度 高齢者の住宅と生活環境に関する意識調査結果(全体版)」
http://www8.cao.go.jp/kourei/ishiki/h22/sougou/zentai/pdf/2-3.pdf

庭が第一位という結果でしたが、自宅内転倒を『庭』と『室内』で分けると、『室内』で転倒する確率が約63%も占めているという結果となりました。

『浴室』は滑って転びそうというイメージがありますが、6.2%で第七位という結果でした。


転倒を予防するには何に気をつければいいの??


『室内』での転倒には十分に注意しなければいけない事は分かったけど、具体的に何に気をつければいいの?と思った方も多いかと思います。

今回は簡単に出来る転倒予防方法についていくつか紹介したいと思います。

足を引っかけそうなものはない??

高齢者の方は『すり足』で歩かれる方が非常に多いです。その為、ほんの少しの段差や障害物に引っかかって転倒する人も少なくありません。

◆絨毯やマットの端が少しめくれ上がっている
◆畳の表面や縁がほつれている
◆家電製品のコードが通路にまたがっている

このような環境では、足を引っかけて転倒してしまう危険があります。
足が寒いという方がいるかと思いますが、絨毯やマットの使用は必要最小限にする事が望ましいでしょう。

履物は大丈夫??

スリッパのような踵のない履物では転倒の危険が高まります。
また、くつ下での歩行もフローリングや畳の上で滑ってしまい、転倒しやすくなります。

暖かい時期は裸足で過ごす事も良いかと思いますが、ぶつけて怪我をしてしまう危険もありますので、安全の為には『室内用シューズ』や『滑り止め付きのくつ下』を履くことをおすすめします。


照明は付けてる??

高齢になると、夜間に目覚めてトイレに行く回数が増えます。(2回以上起きると夜間頻尿と呼ばれます)

電気をつけるのが面倒であったり、目が覚めてしまうのが嫌であえて電気をつけない方もいるかと思いますが、足元が見えづらいだけでなく寝起きで体の動きも悪くなっている為、転倒の危険が高まります。

転倒を予防する為に、寝床からトイレまでの道のりに障害物は置かないようにしましょう。
また、人が通るとセンサーで感知するライトをつける事もおすすめです。


今回は、簡単に出来る転倒予防の為の環境調整について説明しましたが、実際はご自宅の状況やご病気、身体機能、姿勢などに応じて環境設定に様々な調整が必要となってきます。

今後の記事にて『住まいの環境調整』に関して、もう少し詳しく説明出来たらと思っています。

転倒して怪我などしないよう、気を付けて元気に過ごして頂ける事を心より祈っています!!

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宮城県在住の理学療法士『キクマ』です! このブログでは『高齢者福祉に従事している方』『ご家族の介護をしている方』に向けて、理学療法士として学んだことや経験したことを分かりやすく発信しています。 このブログにより、大切な人の健康を支える手助けができたら幸いです。