T字杖(一本杖)の選び方




こんにちは!『T字杖の選び方教えますサポーター』のキクマです!!

T字杖は似たようなものが多くて、何を選んでいいか分からない!!という方はいませんか??

今回は、似た者同士ばかりのT字杖をどのように選べばよいのか分かりやすく説明します!!


T字杖はどんな人が使うの??


T字杖は支柱(シャフト)と持ち手(グリップ)の部分が『T』の形になっている杖のことです。使用している方が多く、最もスタンダードな杖です。

T字杖を使用する目的

◆フラフラして転びそうだから使う

◆杖を使うと長く歩けるから外出の時だけ使う

◆歩くと膝や股関節が痛くなるから使う

◆脳卒中で体の半身が麻痺してしまったので、バランスを取るために使う。

杖を使用する目的は人それぞれですが、このような方々が使用される事が多いです。


どうやってT字杖を選べばいいの??


T字杖はどれも似たものが多いですが、よくよく観察すると、『長さ』『グリップ』『杖ゴム』などに少しずつ違いがあります。

それらの違いを理解して、杖を使う『目的』に合ったものを選べるようになりましょう。

◆折り畳みタイプ

折り畳みタイプのT字杖は、持ち運びに最適です。旅行の時だけ使うなど、特定の時に杖を使いたいという方は、この折り畳みタイプのT字杖がとても役立つでしょう。

しかし、折り畳みタイプはその他のT字杖と比べると重いものが多く、耐久性が低くなりがちです。毎日杖を使う方や長距離を歩かれる方は避けたほうが良いかと思います。

◆長さ調節機能付きタイプ

長さが調節出来るかどうかは、杖を選ぶ上で最も重要と言えるでしょう。

例えば、杖を使い始めたけどもう少し高いほうが良かった、と後から気付いたときでも簡単に調節出来ます。また、普段はスニーカーを履いているけど、たまにヒールの少し高い靴を履く、という方は踵の高さに合わせて杖の高さを調節する事が出来ます。

加齢や圧迫骨折により背中が曲がってしまったり、股関節の骨折により足の長さが変わってしまったりした時にも、簡単に体に合った長さに調整出来るため、とても便利です。

◆グリップの太さ

グリップの太さは『手の大きさ』と『体重を支える量』により選ぶと良いでしょう。

手の変形等がない方は、基本的には握りやすい太さのものを選べば良いかと思います。

しかし、膝や股関節の痛みが強いなどの理由で、体重をある程度支えながら歩くという方は少し太めのグリップの方が体重を乗せやすくなります。
また、グリップの材質も木製ではなく、滑りにくい素材のものを選ぶと手が滑らずに安全です。

◆杖ゴム

杖を斜めにつく事が多い方は、フレキシブルタイプなどの杖をついた角度に合わせて杖ゴムの形が変形するものの方が、滑ったりせずに安全に歩く事ができます。

3点や4点で支える多点タイプの杖ゴムは、体重をしっかりと支える事ができ、さらにその場に杖を立てておけるという点においてとても便利です。しかし、斜めに杖をつく方には、地面についていない部分が出てしまうこともあり、ふらつきの原因になりますので注意が必要です。


見た目の気に入った杖を選ぼう!!


T字杖の選び方について説明をさせてもらいましたが、『見た目のよさ』もとても大事です。

いくら機能が体に合っていて便利だったとしても、使いたい見た目でなければ歩きたいと思いませんよね。

そもそも杖を使用する目的の一つは「たくさん歩いて元気でいること」ですので、歩く機会が減ってしまっては本末転倒です。機能面だけでなく見た目も気に入った『歩きたくなる杖』を探しましょう。

「歩きたくなる杖」と出会って、たくさん歩いて元気でいられる方が増える事を心より祈っています。

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宮城県在住の理学療法士『キクマ』です! このブログでは『高齢者福祉に従事している方』『ご家族の介護をしている方』に向けて、理学療法士として学んだことや経験したことを分かりやすく発信しています。 このブログにより、大切な人の健康を支える手助けができたら幸いです。