こんにちは!『ご高齢の方に笑いとサプライズを』のキャッチフレーズでお馴染みのキクマです!
本日は、『ご高齢の方に笑いを届けたい』という想いと理由を記事にしたいと思います!!
ご高齢の方が陥りやすい『負の流れ』

毎日がつまらないことばかりの人生だったとしたら、皆さんはどう思いますか??
『~したい』が出来ない人生は苦痛だと思いませんか??
私は施設で働いていますが、入居しているご高齢の方々は様々な不自由を抱えており、『~したい』という想いすら湧かなくなっている方が大勢おります。
『〜したい』という想いが湧かなくなってしまった方々と話していると、以前は色々な『〜したい』というものを持っており、それが出来なくなってから急速に身体が衰えていったという方が多いことが分かります。
◆年を重ねて『〜したい』が出来なくなる
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◆日常生活の運動量が減り、身体が衰える
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◆身体が衰えると出来ないことがさらに増える
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◆出来ないことが増えると精神的に落ち込み、部屋から出なくなる
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◆さらに身体が衰え、脳への刺激も少ない為に認知機能が低下する
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◆『〜したい』という意欲が湧かなくなる
ご高齢の方の中には、このような負の流れに流されてしまい、介護が必要となっている方が大勢いらっしゃいます。
『笑い』で『〜したい』を取り戻す!!

一度失った『〜したい』を取り戻せる人もいます!!
そのきっかけの一つが『笑い』です!!
笑う機会が少なくなった方が『笑う』ことによって感情が揺さぶられて、今まで湧かなかった『これが食べたい』『ここに行きたい』などの『〜したい』を取り戻すことも、現場では実際に起こります。
これは、笑うことによって分泌される幸せホルモンの一つ『ドーパミン』が大きく影響していると考えられます。
ドーパミンは『がんばるぞ!』『やった!』『うれしい!』『感動した!』というような気持ちになった時に分泌されるホルモンで、『笑う』ことによっても分泌されます。
ドーパミンは脳のトランスミッションと呼ばれ、分泌されることによって考えを切り替えられるようになる為、『〜したくない』を『〜したい』に切り替えることができるのです!!
反対に、日常生活に笑いが少なく、『がんばるぞ!』『やった!』『うれしい!』『感動した!』という気持ちになる機会も少なくなってしまった方は、ドーパミンの放出量が減ってしまいます。
ドーパミンは『意欲』ととても関係の深いホルモンであり、ドーパミン放出量が減ってしまうと『意欲減退』『感情鈍麻』などの症状を引き起こし、『〜したい』という気持ちが湧かなくなってしまいます。
私は、『〜したい』がなく、生活が苦痛になってしまっている方々に『〜したい』を取り戻してもらう為に『笑い』を届けたいと想っています!!
『〜したい』を取り戻すことはとても大変ですが、『〜したい』が当たり前にあって、イキイキとした生活を送れる方が増えるように一緒に頑張っていきましょう!!
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