『TUG』で歩行のバランスをチェックしよう!!



こんにちは!『歩行は安全性が何よりも大事』と思うキクマです!!

『転びそうだなぁ』と思う歩き方をしているのにぜんぜん転ばない人がいたり、反対に『安定しているなぁ』と思ったら頻回に転んでいたりと、人の歩行が安全かどうかを判断するのはなかなか難しいものです。

本日は歩行バランスを数値化して、客観的に判断する為の歩行評価の一つである『TUG(Timed Up & Go Test)』という歩行バランスの評価方法について分かりやすく説明します!


『TUG』のやり方


【使用するもの】

■椅子 ■コーン(目印になるもの) ■ストップウォッチ

【テストのやり方】

①椅子から3m離れた位置にコーン(目印になるもの)を置く

②スタートの合図で椅子から立ち上がり、3m離れたコーンを回って再び椅子に座るまでの時間を計測する

〈実施のポイント〉

◆椅子の前脚からコーンの中心までの距離を3mにする

◆走ってはダメ(一瞬でも両足が浮いてはいけない)

◆杖や歩行器などを使った状態で実施してもOK

◆転倒に十分注意すること(スリッパや靴下などの滑りやすい履き物で実施しない)


『TUG』で何が分かるの?


TUGは『立つ・方向転換する・座る』という動作も含んでおり、全体的な歩行バランス能力を評価することが出来る為、転びやすさの基準の一つとなります。


一般的な目安として、13.5秒以上かかった場合には転ぶ危険が高いと言われています。
※厳密に言えば、年齢や性別により判定基準が変わります


普段から杖や歩行器などの歩行補助具を使用している方も同様で、歩行補助具を使用して13.5秒以上かかった場合には転ぶ危険が高いと判断出来ます。

杖歩行では13.5秒以上かかるけど、歩行器歩行では13.5秒以内で歩けるという方は歩行器のほうが安全に歩けるということになり、歩行補助具を選ぶ判断材料の一つとしても使うことが出来ます。



転倒しやすい方の中には、自身の能力を『過信』してしまっている方も多く見受けられます。

TUGを計測して、客観的数値により歩行バランスを把握する事で転倒に気を付けるきっかけになり、未然に転倒を防げることを祈っています!!

また『13.5秒以内で歩けるようになったら、転倒の危険が少なくなるんだ!』という事を一つの目標として運動をすることで、健康に過ごせる方が増えると嬉しく思います!




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

アバター

宮城県在住の理学療法士『キクマ』です! このブログでは『高齢者福祉に従事している方』『ご家族の介護をしている方』に向けて、理学療法士として学んだことや経験したことを分かりやすく発信しています。 このブログにより、大切な人の健康を支える手助けができたら幸いです。