こんにちは!『左膝に爆弾を抱えている』キクマです!!
皆さん『老化は足から』という言葉をご存知でしょうか??
歳を重ねていくと『長く歩けなくなったなぁ』『階段が辛くなったなぁ』など足が弱くなったと感じる方が数多くいらっしゃいます。
『足』は若い頃と比べて『出歩く頻度が減った、家でゴロゴしている時間が増えた』など使わなくなる傾向があります。
『足』を使わなくなって衰えてしまうと、目に見えて運動量が減ってくる為、更なる筋力の低下、体力の低下、心臓・肺機能の低下などが起こり、老化につながってしまうのです。
そのような状態になっていないか、現在の『筋力年齢』をチェックしてみませんか??
今回は、誰でも簡単に筋力年齢を測れる『CS-30(30秒椅子立ち上がりテスト)』について説明します!
椅子とストップウォッチさえあれば、いつでもどこでも出来るとても簡単なテストです!!
それでは、実際のやり方について順を追って説明していきます!
『CS-30(30秒椅子立ち上がりテスト)』のやり方

【使用するもの】
■ストップウォッチ ■椅子(高さ40cm程度)
【テストのやり方】
30秒間で椅子から何回立てるのかをテストします
1.椅子には浅めに腰かけて、足は肩幅に開きます
2.両手を胸の前で組み、立ち上がります(膝・腰・背中がしっかりと伸びるように立ちましょう)
3.立ち上がって座るまでを1回とします
※膝や腰に痛みのある方、または循環器疾患がある方は実施を控えましょう
〈実施のポイント〉
■踵の低い靴、もしくは裸足で行いましょう
■立ち上がる際は、息を止めないように注意しましょう
■急にテストを始めると、ふらついて転んでしまう危険が増します。何度か練習をしてから行うようにしましょう。
『脚力年齢』をチェックしよう!!

記事の始めで説明した通り、『CS-30』を行うことで『筋力年齢』が分かります!!
テスト結果と上記の表を見比べて、テストをした方の年齢にしては良いのか悪いのか、何歳の方々の『ふつう』と同じなのかを確認してみましょう!!

『筋力低下』は転倒に大きく影響する

下の図はRubensteinらの研究によれば、筋力低下が最も転倒リスクが高く、ついで転倒経験、歩行障害、バランス障害としています。
筋力低下がある人は、ない人に比べ『4.4倍』転倒リスクが上昇します。

『CS-30』の結果でみると、転倒の危険が高くなると言われているカットオフ値は『14.5回/30秒』です。
もしもテスト結果が14回以下であった場合には、筋力低下により転倒の危険が高い状態かもしれません。
『CS-30』は椅子とストップウォッチさえあれば、簡単に行える筋力テストです!!
・自分の筋力年齢が気になる
・おじいちゃん・おばあちゃんが最近フラフラしていて転びそう
・高齢者に関わる仕事をしていて転びそうな人がいる
このような方は、是非一度『CS-30』を試してみて下さい!
転倒によって骨折・寝たきりなど、辛い思いをする人が減ることを心より祈っています。
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